小児歯科医の独り言 ー小児歯科専門医とはその1ー

かみやま親子歯科院長の島田です。このホームページを企画した当初から当ホームページを閲覧して頂いた方々に有益な情報提示をしていこうと考えておりましたが、ようやく始めることが出来ました。〝小児歯科医の独り言〟と題し、出来るだけ頻回に更新出来たらと考えていますので、是非ご愛読いただければと思います。

さて、記念すべき第1回目のお題ですが、小児歯科専門医について書こうかと思います。小児歯科と標榜されている医院と当院のように小児歯科専門医がいる医院との違いに戸惑っていらっしゃる方は多いのではないでしょうか?そもそも小児歯科は多くの歯科医院で標榜されていますし、ホームページを閲覧すると子どもの治療に力を入れていることを謳っていらっしゃる医院も見受けられます。しかし、そういった医院に小児歯科専門医がいるとは限りません。では、なぜ、多くの歯科医院が小児歯科を標榜できるのかと言いますと、小児歯科は我々のような専門医でなくても標榜可能な診療科目だからです。医療機関は広告を厳しく規制されており標榜できる科目が限定されています。歯科は診療科目として歯科、小児歯科、矯正歯科、口腔外科の標榜が許されております。(医科はもう少し自由に標榜できるようですが・・・)歯周病科とか、入れ歯科とかが無いのはそのためです。また、標榜可能な診療科目は専門である必要はありません。歯科医師ならば誰でも標榜できます。ところが平成14年度から広告の規制緩和により小児歯科、口腔外科、歯周病、歯科麻酔、歯科放射線の専門医は専門医であると標榜可能になりました。では専門医とは何かと言いますと、それぞれの専門学会の認定を受けたその道の専門家ということになるでしょうか?ちなみに小児歯科専門医は日本小児歯科学会の認定を受けた小児歯科の専門家ということになります。小児歯科専門医の認定を受けるには5年以上、小児歯科学会に所属し学会が認めた大学などの医療機関で5年以上の臨床経験を有した上で小児歯科に関する報告を行い発表し試験に合格する必要があります。また、5年ごとの更新が必要であり、更新には規定された条件をクリアーしなければなりません(学会参加、学会発表など)。(http://www.jspd.or.jp/参照)つまり、認定には専門的な訓練を受けたという実績と証明が必要であり、更新には継続的な研鑽を積む必要があるということになります。これで少しは一般の小児歯科と専門医の違いが解って頂けたでしょうか?次回は小児歯科専門医とはその2として、小児歯科専門医の役割について書いてみたいと思います。


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